パンツのゴム。

うちの息子は、1歳の頃からわたしのパンツに脚を突っ込んで寝るのが癖になっている。パンツといってももちろんおしりのサイドである。おかげでパンツのゴムはすぐにゆるんでくる。


もうすぐ7歳になろうとするいまもパンツに脚をつっこんでくる。もういい加減にパンツのゴムは切れてもおかしくない。親としては、いつまで脚を入れてくれるかな、という気持ちではあるが。


朝起きたときは、リビングまで連れていくのにいまだに抱っこを要求するし、テレビやら遊びやらに夢中になっていてごはんがおろそかになっているときは、食べさせてあげることもある。なかなか甘やかしてしまっている。


そろそろ小さな大人としての気持ちが芽生えてくる頃だろうか。僕が自分のことを客観的に認識し始めたのは小2か小3くらいだったかとは思う。将来は自分の足で立って歩かなければならないんだと思った記憶がある。


自我が生まれた頃に考えたことは、何歳になっても覚えているし、その後の人生の行動の道しるべになっている。親がなんでもかんでも用意をしてあげることが必ずしも正解でもないと思っている。