価値観の変容。

いまの日本はとかくカネのない国になってしまった。ただ、ないのはカネだけだと思う。いろんな面白い人生を歩む人は多いし、みんな安いお給料でも、価値のある仕事ができている人が多い。


近い将来に、おカネがそれまでほどに価値をもたない時代がやってくるだろう。同時にベーシックインカムのようなものも手当できればベストだが、おカネのために働く必要は薄まってくると信じている。おカネという尺度に囚われないところで、社会や世界に価値をもたらすことのできる人たちがたくさんいる。別にことさら母国を礼讃するつもりでもないけれども。


名だたる大企業でなくとも、日の当たらないポジションでも、それぞれの持ち場でプロとして役目を果たしている。もちろんそのうちのいく分かはDXで効率化されて置き換えられていくものではあるけれども、大半は置き換えられずに残るものだろう。


プロとしての仕事が等しく称賛されるものであってほしいし、そういう仕事が代々継がれていったり、志のある人に継承されていくことには大いに意義がある。