ベンチャー②。

(昨日の続き)いまある大企業なども、自らビジネスを展開するというよりは有望そうなビジネスの種を外に見つけて投資することにリソースを振り向ける会社が増えている。多少の逆風が吹く時期はあれどこの流れはもう変わらないだろう。そして若い人たちのなかの最優秀層は当然ながら大企業ではなくベンチャー企業に流れている。ベンチャー企業にいきなり入るというリスクを冒したくないやや手堅い層はひとまずのモラトリアムとしてコンサルティングファームに入っている。投資に舵をきっているところは別として、他のいわゆる伝統的な大企業を選ぶ層は、、ここはノーコメントにしておこう。。経営者が変われば大企業だって大きくスタイルは変えられるし、リスクの少ないゾーンでじっくり力を蓄えるのもひとつのキャリアだから否定されるものでもない。


しかしながら、この現状からして、10年後の景色は大きく変わりそうではある。そしてその変革なかで伸びそうな業界はやはり、①若い世代が創り出す全く新しい産業、であり②前世代が築き上げた遺産をうまく次の時代に承継、もしくは運用していく産業、なのだろう。