試行錯誤。

カープクライマックスシリーズ進出を逃した。3連覇からの思いもよらぬ失速だったが、これもまた必然だったのかもしれない。


結果が出ているのはもちろん喜ばしいことなのだが、結果が出ているときに新しいことを試行錯誤するのは難しいことである。カープの場合も、去年までの3年間は野手と救援投手の顔ぶれはほとんど変わらなかった。そういう意味では歴年の蓄積疲労などが噴出したのが今年だったのだろう。


そこへいくと、ここ数年結果が出ているとは言いがたいマリーンズは、毎年ちゃんと試行錯誤をしているだろうか。メンバーこそ多少入れ替わってはいるものの、正直なところ変わり映えがしない。結果そのものもそうなのだけれども、試行錯誤に乏しいところに失望してしまったりもする。


来年はなにか変わった動きが見られるだろうか。結果はぐちゃぐちゃになってもよいから、とにかく新しい試みを渇望している。