香港のこと②。

(昨日の続き)今まで僕は香港のことを、中国とひとつながりになった金融センター、だと認識していたが、それは改めなければならない。経済発展をある程度犠牲にしてでも、そこに暮らす人たちの人権や自由、民主主義を守る、という思いを持ち、その思いをデモという形で表すことのできる人たちの国家なのだ。そして、それらの価値観は日本人が大切にすべきものでもある。いま香港で起こっていることは、ひょっとすれば、近い将来のうちに沖縄で起こることかもしれないし、はたまたその先には東京で起こることかもしれない。


傍観してしまえば、(ハリボテかもしれないが)経済力を盾にやり込められてしまうものになってしまう。陰謀論を唱えるつもりもないが、日本の一部マスコミの報道姿勢も怪しくなってきている。いつもはよく騒ぐ市民団体も今回の件についてはほとんどダンマリである。


この先何度も大陸中国に押し込まれることもあるだろうが、民主主義の正道として、日本は香港を応援してほしい。