我慢。

ずっと前からiPhoneアプリで毎日3局将棋を指しているのだけど、今月に入ってからはものの見事に勝てない。今月の上旬あたりは気持ちがふわふわしていて、今までであれば有り得ないようなポカをしての負け、が多かった。先週あたりからは、まあまあいい勝負をするようにはなったのだけど、それでもギリギリのところで逆転負けを喫することが多い。


こういう勝負ごとは流れがあると思っているので、また勝ちが転がり込んでくるターンも来るだろうと思っているが、負けがこむとやっぱり気分は良くない。流れが悪いときにじっと我慢して、暴発することなく最善手を模索し続けるのは、忍耐のいることである。


あまりにも悔しい逆転負けのときは、AI棋譜の解析をしてもらう。そうすると、余りにも多くのミスをひとつの対局のなかで重ねている自分の棋力のなさを思い知らされる。


悔しいけれど、人間は失敗から学ぶことのできる生き物だ。悔しさと真正面から向きあうことのできる者だけが、進化しつづのだと思う。