教授。

昨年末ごろからアサインされた新しい仕事もだいぶペースが掴めてきたので、ここのところ再び、異業種の人との接触を増やしている。すぐに身を結ぶものではないのだが、未来に向けての種まきという意味では意義のあることだと認識しているし、なにより自分自身が楽しいからやる、というスタンスでいる。この動きが将来に、わが身を助くるものであることを信じたい。

とても珍しいことなのだが、ドイツから来日して長年日本の大学で教鞭をふるっている方と知り合いになった。就職してこのかたドメスティックな仕事しかしてこなかったので、欧米圏の人と話すのは旅行を除けば大学生の頃以来かもしれない。

教授は語り口はシンプルなのだが、内容は本質をついていて、英語ではなく日本語で会話していたのにひどく頭を使った。いわゆる日本人的なコミュニケーションにどっぷり浸かってしまっているので、このシンプルさが新鮮に感じて癖になる。こういう気づきがあるから、結果がです新しいことに時間を割くことをやめることはできない。