疼く。

録画していた「おくりびと」を見た。最近終活にまつわる職業に関心があって、いろいろ調べてみたりもしているので、参考と思い鑑賞した。初見である。

ストーリー自体もいいものだったのだが、妻を演じる広末涼子の演技がよかった。もう自分でも忘れかけていたのだけど、2000年代、アイドルを卒業してからの頃は好きな女優さんだった。中学生くらいから好きだった永作博美と同じく(そういえば最近彼女も見なくなった)、現実にいそうでいないような、包容力と可愛いらしさのある演技を余すところなく見ることができた。35歳のおっさんがこんなことを言うのは気持ち悪いだけなのだけど。

好きな女優さんの演技を見ていると、心が疼く。もっと正確に言えば、のどの奥から背骨にかけてなんとも言えない感覚が走る。それは、恋をして背中に電流が走る(この感覚も久しくない、、)のと似ている。最近忘れていたこういう感覚をもっと取り入れて、もう一度人生のエンジンをかけていきたいと思う。