後ろカゴ。

先月、電動自転車の子ども乗せカゴを前から後ろに付けるものに取り替えた。前カゴがいいかげん小さくなって、子どもが座るときに足が窮屈そうになってきていたのだ。

それから後ろカゴに乗せて、自転車(特に保育園の行き帰り)で走っているが、前カゴの時と比べるとなかなか不便である。なによりも、話しかけにくい。以前は保育園の行き帰りなどはほぼ絶え間なくしゃべっていたように思うが、今では数回言葉を交わすだけになってしまった。

後ろに座らせていると様子がわからないのも難点だ。すっぽりとおさまる感じだった前カゴと比べると身体がむき出しになるので、坂道などで振り落とされないかと不安になる。気がつくとバックルが肩から外れていることもある。

そんなわけで、あまり後ろを向いて話しかけられない代わりに、片手を後ろにまわして、手すりに掴まっている息子の手を上から握るようにしている。言葉はないけど、コミュニケーションできているような気がして、今日も戦える気になる。