もう先々週末のことになるけれども、奥多摩に遊びに行った。わが家の近くのJRの駅からは、30分ごとに3つの電車に乗り換えていく。僕はこのラスト30分、青梅から山を分入っていく線路の風景が今も昔も大好きだ。人家が少なくなり、おとぎ話のような夏山と川が電車の窓いっぱいに広がる。息子も、電車のシートにひざ立ちになって外を見る。
久しぶりに降りた奥多摩の駅は、少しずつおしゃれになっている。以前蕎麦や定食を食べさせる場所だったところがアウトドアと雑貨のショップになっている。キャンプ場にも新しいカフェが出来て、若い人が切り盛りしていた。奥多摩にも若い人が増えているのは間違いない。
食事をして、暑いさなかなので川遊びをする。川の水は冷たい。早めに切り上げて駅前のバスターミナルへ。息子はこのターミナルに集うバスが気に入ったらしく、いつまでも行き交うバスを眺めていた。帰りの電車はみなぐっすりと眠りこんでしまった。
