難病。

近年ボランティア活動の関連でお世話になっている方のお孫さんが難病を抱えているということを知った。日本国内での手術例はほとんどなく、現実的には米国に飛んで手術をするしかないのだという。そしてそれには億単位の費用がかかるということだ。そういった類の話は今までも耳にしたことはあったが、身近な人の話として捉えたことはなかった。

途方もない話で、どうすれば良いのか頭の中をぐるぐると色々なことが駆け巡る。むろん、どうやってそのカネを集めるのが良いのかということを考えるのだが、それだけではなく、命の軽重、運命についてなど、不謹慎な思考にも至ってしまう。ただ、その子の病状が快方に向かうことを純粋に祈ることができないでいる。

自分自身、このことについてどうふるまうべきかわからないでいる。わからないけれども、できる限り時間をかけて、このことについて考えていきたいと思っている。