2015。

2015年が明けた。目標のようなものはもう昨日書いてしまった(もっと具体的な目標も立てなければ、ここには書けないけど)ので、今年の先行きについて思いを巡らせてみたい。

★★★

今年のキーワードは「向き合う」だと思う。

2013年と2014年を振り返るとなんとなく楽観的なムードに包まれていたが、今年はさすがに同じ流れは続かないのではないかとみている。自然災害や戦争など突発的なことが起こるか、投機的なプレーヤーが相場を狙い撃ちしてくるか原因はさておき、今年の日本経済も社会も、どこかのタイミングで相当揺さぶられるのではないかと思っている。壊滅的なダメージを負うことはないにしても、これまでよりももっと多くの人が、今まで見て見ぬフリをしていたことに否応なく向き合わされる年になるのではないかと考えている。

ただ、揺さぶり、クラッシュが来たとしても、既存の価値観に縛られない人やフットワークの軽い人にとってはチャンスだろう。クラッシュはチャレンジしようとする精神力と身体まで奪われる訳ではない。なにが起こったとしても、70年前のご先祖様を見習って前を向いて復活していくしかない。

ただ、70年前と違うのは、人口構造であり、動こうにも動けない人たちもたくさんいるということだ。いよいよことが切迫してきたときに、そういった人たちをどう包括していくのか、自己責任で済ませられることでもなく、本人も周りも、ミクロ的にもマクロ的にも、向き合わざるを得ないのだと思う。願わくば目の前の問題にちゃんと向き合った人には福音が訪れるような運命にしてくれないかな、と初詣ではお祈りしてみたい。