夢判断。

ブログなんてものはリア充な状態だとなかなか書けない。メールにしろtwitterにしろ、興奮状態で書いた文章というのはどこかおかしくなってしまう。こういう時にも冷静に書ける人が羨ましい。似たような話として、ブログなどで、旅の最中に、その旅で感じてきたことを書き綴ることも、僕にとっては難しいことだ。自分自身がその渦中にいて具体的にものごとが進行している只中のことについて、何らか文章を書ける人はすごいと思う。そんなわけで、僕がある程度定期的にブログを書いている理由は、今自分が関わっているものごとに対して少し離れた視点から見る時間を、自分自身でも欲しているからなのだろうと思う。幸いなことに誰もいなくなったオフィスや、帰りの電車や、静寂な環境にある今の自宅は、そういった時間を僕に授けてくれる。多分そういった時間が確保できない日が数日続くと、僕はかなりイライラしてしまうだろう。(となると結局、ブログを書くのはやっぱりストレス発散なのか笑、人に影響を与えるストレス発散ってどうなのかと思う。。)

★★★

たっぷり睡眠が取れると、夢をみることが多い。最近よくみるのが、奥さんと2人で冒険をしている夢である。おどろおどろしい城から脱出したり、猛獣に追いかけられながら平原を横断しようとしたり、まるでRPGの世界のような夢をみる。加えて、昔から僕のみる夢はいつもそうなのだが、冒険のエンディングを迎える前に目が覚めてしまう(さらに細かいところでは、夢のなかの僕は鳥のように空中を飛ぶ術を身につけている)。さんざん怖い場面を切り抜けてきたのに、最後の場面をみられないのは歯痒かったりもする。

僕にとって人生は冒険のようなものなのだろう。遠くに出かけることも、仕事に取り組むことも、周りの人と関係を築いていくことも、全ては冒険のようなものなのだろう。例え一カ所に定住しても、守るべき子どもができたとしても、それらも全て冒険として捉えられるのだと思う。親子連れの姿を見てそんなことを思った。そして、人生の冒険にも終わりというものはないのだろう。強制的にひとつの冒険を終わりに近い状態にすることはできるだろうけれども、そうしてもまた別の冒険譚が自動的に立ち上がるのではないだろうか。パワースイッチをOFFにしない限り、リセットボタンを押しても新しい冒険自体を続けなければならないのだ。

せっかくパーティーを組んで冒険するのだ。やっぱり楽しくて自分たちでしかできない冒険をしてみたい。