流れ。

マリーンズが破竹の9連勝。これはなんと18年ぶりのことになるそうである。そして、なかなか負けそうにない雰囲気も出てきた。

 

強いときはこんなものなのかもしれない。誰が特に調子が良いだとか、采配がキマッているだとかいうわけでもなく、気がついたらスルスルと勝っている。流れがきているとはこういうことを言うわけで、こういう時はなにもいじらずに流れに任せるのが1番なのである。

 

★★★

 

閑話休題。野球をちゃんとはじめて2年になろうかという息子が、ようやく野球選手の名前を覚えはじめたが、きっかけはプロ野球チップスである。いつぞやの仮面ライダーカードと同じで男の子というのは収集癖があるのだろう。振り返って自分のことを思い出すと、野球中継を興味を持って見始めたのは、小学4年だったと思う。タイガースが躍進したあの年だ。新庄のプロ初本塁打が美しかったのを覚えている。

 

なにかにきっかけがあってハマるのはセレンディピティであり、こちらがコントロールできるものではない。なにごとも流れがあり、じっと耐えたり、受け流したり、乗っかったり、を繰り返していくものである。