敦賀。

いよいよ本日、北陸新幹線敦賀延伸。出張の時にチラッと見て、いつ開業するものかとは思ってきたし、個人的には北陸特急には思い入れがある(とはいえ、大阪-敦賀間は残る)ので、なんとも言えない思いもある。並行在来線3セク化してしまい赤字がハナから見込まれているし、どんどん鉄路が新幹線中心に組み立てられ、JRも公共交通機関としてのあり方が変わってしまう感は否めないが、これも時代の趨勢としては必要なことなのだろう。

 

9年前に北陸新幹線が長野から延伸し、越後湯沢乗り換えのほくほく線でのルートが消滅した。特急の走らなくなったほくほく線は今でも淡々と1両か2両のローカル電車が走っている。そして次は、北海道新幹線の全通になるだろうか、この国の骨格もだんだんと変わっていく。なんにせよ、福井県は第3の故郷と言ってもいい土地なので、なにかと話題になり、盛り上がるのは嬉しいことである。小学生の夏休みに通った、いまはもう静かな集落にも、歓喜の波は届くだろうか。