寒い夜。

寒空の下きのうときょうは久しぶりに身体を動かせた。とはいえ、調整ごとや打合せが多いのだが、それでも気分は良いものだし、普段の本業の仕事とは違う脳回路が働いて刺激になる。

 

天気は良いのだが寒さが厳しいのは身体にこたえる。日差しのない日は芯から冷えてくる。それなりにアクティブに過ごしている自覚はあるのだが、体力が落ちているのは否めない。

 

★★★

 

長年街角で指名手配犯のポスターが貼られている人物が、自白をした。末期がんで危篤状態だという。偽名を使って50年近く、社保などもない状態で潜伏しながら働き続ける人生はどんなものだったろうか。もう既に罪を償ったようなものなのかもしれない。まあしかし、日本を呪いながら、最後は日本の構築したインフラにただ乗りするという了見はどんなものだろうか。長い年月が経てばそんな恥じらいも人は忘れてしまうものなのかもしれない。(追記)なんにせよ、ご冥福をお祈りします。

 

いろんな人生がある。取り返しのつかなくなってしまった人生をやり過ごしていくのは、どんな気持ちだろうか。寒い夜である。