ずっと微熱の1日。休むわけにはいかないので仕事はしているが、わざわざ出社しなくてよくなったのはありがたい。微熱くらいはメンタルコントロールでなんとかやり過ごせなくもないが、あまりここで無理をすると中長期的によろしくないことは自明なので、休めるときには思い切って休むようにしている。
40歳を過ぎて、同年代で体調を崩す人も出てきた。いつまでも若い頃と同じように、ブルドーザーのようになりふり構わず進むわけにもいかない。そして体調を崩してしまうと周りに与える影響も大きいがゆえに、無理やり進めてなんとかなるだろう、という考えは捨てなければならないと思っている。
同じように、なにもかもを自分でやらなければならない、という観念からも脱却することが求められている。自分がやるよりもクオリティが落ちる、と分かっていても、人を信じて託すことをやっていかなければ、いつまで経っても自分が大変なままであるし、相手の成長もない。それでは、やれることにどうしても天井がきてしまう。
この殻を破れるかどうかが、もうひと伸び、そして組織を回せていけるか、の分水嶺なのだろう。
