ウィズコロナ。

10月に入って、経済活動もかなり正常化してきたように感じる。出社率も引き上げる企業が増えたし、案件自体は活発に動いている。むしろおカネのまわりはよくなっているようにも感じる。


一方で、苦しみにあえぐ企業もあるのは確かだし、このままいけばこの冬から春にかけては上場企業の倒産も相次ぐことにはなるのだろうが、こと一般労働者の視点からすれば、引き続き選ばなければ職はある状況が続いている。以前のように就職氷河期に陥る確率も低くなってきている。国内の人口動態が変わってきていることもあるし、移民の受け入れが当分難しいことも要因としてはあるだろう。当分は、ヒトに関しては鎖国に近い状態でやっていかねばならない。モノカネは動いてはいるのだが。


日本は封じ込め策をとったわけでもなく、かといって対策が中途半端だったわけでもない。コロナウイルスだけを叩いても本質的な危機からの脱却にはならないと理解したうえで、ある程度は共存しながら社会をまわしていく方策を取った。


最後には、この付き合い方が1番マシな方法だったとなることを信じている。そうして、いまの社会を回し続けていく。