張りと弛み。

帰京の日。年末年始はいつも、空いた時間でこの本を読もう、雑誌を読もうと意気込むのだが、けっこうな時間があるのに、全然ページを開かずにいつの間にか帰りの日になってしまう。実家にいる間はネジが緩んでしまう。


やっぱり普段の平日などは、意識はしていなくともけっこう張り詰めた日々を送っていたのかなあ、と思う。ありがたいことにたまに弛緩できる日もあるのでまあまあバランスは取れているのだとは思うけれども、知らず知らずのうちに心身に負荷はかかっているのだろう。


張り詰めたままだと気づけないこともあるし、弛緩したままではたどり着けない場所もある。明日からはしばらくはネジを締めていく。


とはいえ、あくせく活動はするものの、今年は「効率性」や「合理性」だけでは測れない価値を創りにいきたい。そのためにも、自分のなかの「余白」は残し続けておきたいし、無駄なこと、すぐには役に立たないこともどんどん取り込む余裕は持っておきたい。