信心。

さて年末年始の休みもきょうまでだ。どこの寺社も年々初詣の人出は増しているように感じるし、明日以降はビジネス街の神社なども長蛇の列となるはずだ。日本人はおカネを信仰しているように見えて、信仰心を大切にし続けているのかなと思う。


僕はもともと仏教のとある宗派を信仰している家に生まれた。実家には仏壇があり、毎月お坊さんがお経をあげにきていたので、なんとなくその信仰を受け継いでいる。そんなわけで、なんだかんだと判断の基軸として仏教の縁起や、因果応報といった概念を拠りどころにしていることが多い。


人間、宗教を信じる信じないは別としても、必ずなにかを拠りどころとしてしまうのが性なのだろうと思う。それはおカネかもしれないし、家族かもしれないし、特定のアイドルかもしれない。なにが良くてなにが悪いと断定するつもりも無いけれども、仏教を拠りどころにする僕が独断で判断するには、拠りどころとするにはちょっと筋悪だなあ、、と思ってしまうものも混じってはいる。だから不幸せになるのだ、だとかいうことまでは畏れ多くて言えないけれど。。