成れの果て。

蓮舫さんが党首を辞任した。都議選の結果もあるのだろうが、それ以上に党内の分裂を抑えきれなかったということだろう。これで民進党も解党が見えてきた。保守派は小池さんの新党との連携を模索するのだろうか、そして左派は共産党と協調路線でいくのだろう。

前に、小池さんの集団は第二自民党(改革派)と述べた。こうなると、自民党、第二自民党、旧民進党(保守派)とズラリと保守系が並ぶことになる。左派は左派で固まるだろうが、それでも政権を取るような勢力とまではいかないだろう。

左派に寄りがちなマスコミがいろいろと騒いだ結果がこうである。マスコミ自身も当てが外れたのではないだろうか(そもそも明確な当てがあったのかもわからないが)。

もうこれからは、周りがどう騒ごうが、保守改革路線は揺るがないのだと思う。内閣支持率を落とし、民進党の分裂を誘うなど、マスコミの力は案外まだ強いのだなと思わされた一か月であったが、そのマスコミをもってしても、世論の大きな流れを変えるには至らないのだな、と感じている。