タイムリミット。

毎日まいにち政治が急展開を続けている。選挙戦は10日からだったかと思うが、実際の選挙戦よりもむしろ、どういう顔ぶれが告示されるかのほうがはるかに大事な状況である。タイムリミットは今週中なのだろう。そこまでにもう一波乱あるのは確実だ。

いったん合流を決めた民進党はこれを撤回するのか、民進党左派を中心とした新党の結成はあるのか、さらにこれをもとにした野党共闘はあるのか。これらの動きは時間切れになって叶えられないケースも出てくるだろう。

希望の党も政権党を伺う動きにはならず、どう考えても自民党の政権継続は確実になった。首相も強運を持っているとしか言いようがない。もしくは、野党側がことごとく運に見放されていると言うべきか。

なにか事象が起こったときに、誰が後ろで糸を引いているのか、取るべき選択肢それぞれに考え得る展開の検証はどうか、そういったことをしっかりと重ねなければ、足元をすくわれて力を失うということだ。これはホントに自分自身にも当てはめて考えながら、この混乱を見つめていきたい。