ランプ。

1日しとしとと雨が降って気温が下がったので、昨夜はエアコンなしでぐっすり眠ることができた。開けっぱなしの窓から、明け方になるとするすると冷気が流れ込んで気持ち良い。改めて、エアコンを点けないと身体に負担がかからないと感じる。独特の冷気の感覚もさることながら、稼働中に本体に灯る緑色のランプが、ことさら僕の意識を覚醒させるようだ。

年末にいまの住まいに移ってくる際に、家電量販店を巡ってエアコンを買った。今まで住んだ賃貸の部屋は全てエアコンが備え付けてあり、エアコンを買うこと自体が初めての経験であった。

日本の家電メーカーのエアコンには、これでもかというほど細やかな機能が付いている。リモコンも複雑さを極めている。もちろん睡眠時のモードもあるのだが、いくら送風の機能を高めようとも、ランプが気になって眠れなくなるのは本末転倒なようにも思う。とはいえ、そんなことくらいは家電メーカーもよく分かっているのだろうけど(なんらかの規制でランプを点けざるを得ないのだろう)。