しつけ。

最近妻の息子に対する態度が厳しくなってきた。いわく、「言葉や感情が理解できるようになってきたから、怒るときは怒らないと」ということらしい。僕はいまだに甘やかしていることが多いので、息子は妻に怒られると、僕にすり寄ってくることが増えた。

妻のお陰もあって、少しずつ叱られていることを理解して、やってもいいことといけないことの区別もつき始めている。しかしながら、いかんせんまだ2歳児なので、自分のやりたいことがうまく伝えられずに泣き喚いてしまうこともある。そんな時も、「どうしたいのか、口で(言葉で)言いなさい」と粘り強く繰り返すことにした。

言葉で主張しなくとも、泣き喚いていれば周りが察して気遣ってくれる、ということに慣れてしまうのは良くないのだと思う。泣かせるのがしのびないこともあるが、泣いて考えて身体と心で覚えることも必要だと思う。僕自身、わが身を振り返ってみると、泣き喚いていればどうにかなる、という思考の名残が今の自分にも残っているような気がして、ちょっと恥ずかしい。