3月は別れの季節。そして今シーズン1番悲しい別れはなんといっても「おかいつ」のたくみおねえさんである。明日が最後の出演となる。
1ヶ月半前に番組卒業が発表されてから、昔の歌が流されたり、番組の構成はすっかり卒業モードだ。淡々と、しかし着実に積み上げてきた時間の厚みには、やっぱりNHKは民放よりも凄いと思わされる。驚くほど細かいところにも、卒業を控えてのメッセージ、エッセンスが詰め込まれている。分かるヤツにだけ分かりゃいい、というプロ意識が潔い。たくみおねえさんが8年間の歳月のなかで築き上げてきたものもまた、なんと大きいことか。
さて、明日のラスト出演はどうなるだろうか。たくみおねえさんは最後にどんなメッセージを伝えてくれるだろうか、そしてこれまた最終回となるポコポッテイトはどんな結末を迎えるか。僕らはどれほどの「ありがとう」を彼女らに込められるか。全ては明日あさ8時に。
そしてまた、どこかでたくみおねえさんに会える日を楽しみにしている。
