真田丸。
三連休の前半2日は旅行へ。寒さも厳しくなく、きれいに晴れていて良かった。帰りもたいした渋滞はなく、日が暮れる前に帰宅。毎年のことだが、正月明けの三連休はやることに迫られていることも少なく、心身ともにゆったりと過ごすことができる休日だ。
帰宅して日曜の夜は「真田丸」初回を見る。大河ドラマをしっかり見ようと決めたのは6年ぶりだが、見始めてすぐに、これは良い選択だったと実感した。スタッフロールにあの信長の野望で有名なコウ・シブサワの名前が出てきて興奮は高まる。戦国ファンの心を充分に満たす内容になる確信を感じる。
大河の初回は幼年時代から始まりがちだが、今回は信繁15歳の、武田家滅亡の場面からスタートした。昌幸、信幸、信繁のそれぞれの人となりがくっきり描かれていたが、初回の主役はなんといっても武田勝頼だ。父である武田信玄と比べてどうしても否定的な評価に偏りがちな勝頼にも、丁寧に光を当てて描かれている。勝頼の名誉はかなり守られたのではないだろうか。
他、ちらちらと登場した北条氏政、徳川家康、織田信長の面々は、ひとくせもふたくせもありそうで、この栄枯盛衰の時代をどう描き切るのか、次回以降も楽しみなスタートだ。