おしゃぶり。

年末年始を過ぎた頃から息子の指しゃぶりが止まらない。気付いたらよだれがどんどん出て口元がベタベタになっていたりもする。

保育園の先生によると、断乳のストレスが今ごろになって現れており、おしゃぶりを使ってみてはとのことで、久方ぶりに1歳児用おしゃぶりを購入したが、今度はおしゃぶりが手離せなくなった。朝起きればおしゃぶりを要求、朝ごはんが済めばおしゃぶりを要求、夜寝る時もおしゃぶりを咥えていたい、などとまるで大人がタバコを求めるかのようにおしゃぶりを求める。おしゃぶりを咥えると、一定のリズムで口元をチュパチュパと動かすさまも、タバコを燻らすさまに似ている。

それなりのストレスが息子にかかっているだけに良くないなどと言うこともできず、早くおしゃぶりを卒業できる日がくればいいなと願うばかりだ。しかしながら、僕もまた一度身についた癖はなかなか抜けない性質だったので、その願いはなかなか叶わないかもしれない。