実力。

今の会社に所属して何度か忙しい羽目に陥ったことがある。忙しいのは嫌いなので、仕事を分散化させたり、人に振ってしまいたい性質なのだが、そうもいかないこともたまにある。もちろん社内では僕は全然仕事を頑張っていない方ではあるのだが。。

忙しさに追い詰められそうになると、テンションが上がってくる。いや、テンションを上げていなければ乗り切れないと言うべきか。無理にテンションを上げているのである。

体力、実力をつければ、テンションが上がっている状態をキープし、そのテンションで仕事に取り組み続けることはできる。40代後半、50代を越えても上昇カーブを描き、第一線で活躍し続けられる人にはそれだけの実力が備わっている。

しかし、誰もがそれだけの力を持っているわけではない。そうでない人が無理をしてテンションを上げるということは、何かしら身体や精神に無理を強いている、ということになる。時に無理をすることは仕方がないが、そのような時にも、今の自分は無理をしているのだ、という認識を忘れないようにすべきだし、マネジメントの立場にある者は部下に無理をさせていないか、自分は無理をしていないか留意すべきである。