生活の記録。

寒さにもすっかり慣れて、少し暖かさを感じる日も出てきた。日の入りが遅くなっていることに、季節が進んでいることを感じる。この冬は11月の後半のあたりから真冬のような気候が続いていたこともあり、ひときわ春が待ち遠しい。

★★★

朝は7時前に目が覚める。しばらくは布団に包まりながら、夜の間のタイムラインを眺めたり、アプリで新聞を読んだりしている。いつからか、平日は現代ビジネス、日経ビジネスオンライン、ダイヤモンドオンライン、BLOGOSの各記事にひと通り目を通すのが日課になった。全部読むと新書一冊分を越える相当な分量になるので、細切れ時間はたいてい活字を追っている。日中ほとんど細切れ時間が発生しなさそうな時は、早く起きて読んだりもしている。ここ三年くらいで、朝はぎりぎりまで寝ているというスタイルでなくなった。比較的ゆったりと会社に向かう。東横線南武線は年々混雑が増してきているように感じるが、目黒線は幸いにそれほど混雑していない。

仕事は、去年の10月に異動してから初めてのハイシーズンを迎えている。今のところなんとかうまくハンドリングできてはいるものの、もっとできるはず、もっとやれることがあるはずだという気持ちも大きい。加えて、自分の色があまり出せていないことも感じてはいるが、これは焦っても良いこともないので、ぼちぼち自分らしさを仕事に込めていくことができればいいか、と楽観視している。これまでも得てしてそのくらいのんびり構えていたほうが良い結果が出ているので。

けして疲れるほど長時間仕事しているわけでもないのだが、単位時間あたりの仕事の処理量が多く、最近は帰宅すると放心状態になりがちである。今年に入って僕のほうが帰宅が早い日が続いているので、家に帰ると晩ごはんの準備を中心に家事をしているのだが、なにも考えずに手を動かしている時間が心地良い。やがて妻が帰宅して遅い食事となる。食べ終わる頃には23時を過ぎて、ここ数年いつのまにか欠かさず見る習慣が身についた朝ドラの再放送が始まっていることが多く、早くも襲ってくる眠気に、このまま風呂に入らずにベッドに潜り込みたくなる誘惑にかられてしまうが、我慢して浴槽に熱い湯を張り、少し水で薄めてから浸かる。そうすると眠気がすっと消えてくるのだが、身体を洗って風呂から上がるとまたじわじわと眠気が脳の周りにまとわりつきはじめ、湯たんぽに入れるお湯を沸かしている時間ももどかしいくらいに眠くなってくる。働き始めてから夜の寝入りが非常に速くなった。

ふと、普段の生活は案外記録していなかったことに気付いたので書き残してみたくなった。3年後は、10年後はどんな一日になっているだろうか。