アウトドア。

知人たちとバーベキューをした。知り合いの法人が取得した物件(草ぼうぼうの荒れ放題だったところから、少しずつ整備をした)で行った。人工的な明かりがほとんどない場所で景色もよく、久しぶりにリアルで顔を合わせる人たちといろんな話ができたのは良かったのだが、バーベキュー、という環境に慣れていない自分がいることに我ながら驚いてしまった。


日中の真夏の暑さが残るなかでローファーにスラックスというTPOにそぐわない出立だったこともあるのだが、不快指数は高かった。火を起こして肉や野菜を焼くときに、炭や火の粉が飛び散るのが気になった。焼いた食べものを取り分けるのに、取り分け用の箸を用意せずにそのまま各人の箸を使っていることが気になってしまった。


別にこれはそういうことにネガティブな反応を示したいがためではないのだが、ああこれも自分のなかでの変化だなあ、さらにはCovidによる変容だなあ、としみじみと思ってしまう。昔よりも潔癖になってしまった。アウトドア好きだった自分が、アウトドアを純粋に楽しめないでいる、という事実に少々面食らってしまった。


まだ今でも、うまく消化できないでいる。