歳をとる。

ここ1カ月くらい、会社の組織とはどうあるべきか、ということについて思いを巡らせるなかで、ひとつの事実に気がついた。

今月末で、いまの会社に転職してまる10年になる。10年前の僕は24歳で、社内の平均年齢はおそらく30歳そこそこだった。20代後半から30代前半が圧倒的に多く、40歳以上の人は数えるほどであった。

いまの社内の平均年齢は、おそらく38-39歳くらいだろうか。当時のメンバーがそのまま歳を取ったということももちろんあるし、中途入社組も若い世代だけでなくシニア世代もいたがために、平均年齢は上がる一方だ。

あと2-3年もすれば、平均年齢は40歳を越えるはずだ。そしてそれは、かなり由々しき事態なのではないかと思っている。年齢でぶった切るつもりはないが、やはり人間は40歳を越えると、相当に保守的になってしまうものなのだと思う。

ゴーイングコンサーンという企業の大前提があるなかで、この壁をどう乗り越えるのか、個人的にもすごく興味がある。