こだわり。

普段からこだわりの強い息子だが、一昨日はかなりひどかった。お風呂に入るときに自分で服を脱ぎたい気持ちが強いのだが、うまく脱げないでいる。脱げないので「パパぬがせて(実際は悲愴な叫び声)」と言うのだが、いざ手伝おうとすると拒絶される。やはり自分で脱ぎたいのだ。その繰り返しで、30分以上脱衣所で格闘していた。最後には親の我慢が限界を超えて、無理やり脱がせたのだが、そうすると当然ながら泣きわめく。保育園の先生に言わせればこだわりが強いことは良いことなのだそうだが、それに付き合わされる側には相当な忍耐が必要である。

服の着脱、食事の際の食器の配置、おもちゃを片付ける順番など、彼にはさまざまなこだわりがある。妻に比べれば僕はそのこだわりに対する忍耐が備わっていないと思う。というか、僕自身こだわりの強い人間なので、お互いの主張がぶつかり合っているようにも思う。

正直なところ、いまはそのぶつかり合いが不協和音になっている。うまくかみ合って、信頼関係を築ける日が来るといいのだけれど。