金曜、大阪出張の帰り。急いで冷麺を食べて地下街を走ったので苦しい。春になって寒さが和らいで、身体は楽なのだけれども、この季節はなぜか息苦しくなる。ワイシャツのボタンを緩める。
3月までのピークシーズンが終わって、先を見据えていろいろと考える時期に入ってきているが、正直言ってマーケットの先行きが全く読めない。いまの景気は、先々使うべき蓄えをどんどん切り崩してなんとか保たせているものであることは間違いないが、その底が抜けるのがいつか、想像もつかない。もしかしたらこの歪な状態が永久に保たれて、見かけ上はなんとかなり続けるんじゃないかとすら思えたりもするし、今年中にも、今までのツケが溢れ出すようにも思う。
とはいえ、あと5年もしないうちに、自分のいる業界にも大きな変動が起こるのだろう。おそらくは仕事人生におけるハイライトとも言えるような案件にも出会うのだと思う。いまこの場所からその未来を見るとき、心身ともに充実した状態で、その局面を待ち受けられるようにしておく、ということを考える。