40歳。

この間友人とメールのやり取りをしていたらふと、「あと7,8年もすれば40歳」というフレーズが出てきて自分でもびっくりした。おそらく40歳という言葉を真正面から捉えた人生で初めての瞬間だと思う。

40歳の自分を想像してみる。いまの姿の延長線上で考えば、そう変化はないようにも見える。ただ、今から40歳までの間にどれだけ成長できるかが、人生を動かしていくラストチャンスだということは、現時点の自分でもよく認識できる。

30代の成長ステップに、もはや巡り合わせや時代や環境という要素はあまり影響しない。自分の判断や日々の取り組みが、圧倒的に結果を左右することになる。そういう意味では、結果が出ないことを周りのせいにすることができない年代に入ってくると言い換えることもできる。夢を語るなどということもできない年代に入ってくる。さすがに40歳になっても夢が夢のままであるならば、それは一生夢から現実にステップアップすることはないだろう。それは仕事でも家庭生活でも同じことなのだと思う。

もうあまり時間がないし、今さら方向転換するのもロスが大きすぎる(あまりにも適性がないなどという場合は方向転換も止むを得ないが)。今やっていることをどんどん深めて、広げて、そこから光を見つけるしかないのだと思う。