焼き直しの時代。

さて、2018年もスタートである。といっても三が日は休み気分が続いているのでだらだらと書く。

子どももいつも通りに寝たので、後半から紅白を見る。曲のラインナップを見ても、今年ヒットした曲、というのはほとんどなくて、昔ヒットした曲、もしくは過去の名曲のカバーが多いように感じる。まあこれは無理やりに今年のヒット曲をまとめられても僕もわからないので、大多数の人に聞いてわかる曲を選んだ、という意味ではベストなのだろう。いまは新しいヒットが生まれにくい時代なのかもしれない。

新しいヒットが生まれにくい時代、というのはほかのジャンルを見てもそう思う。特に関西にいるとそう感じるシーンが多い。やはり関東のほうが、常に新しいものが日々生まれる土壌があるのだろう。街中の商店をみても、関西ローカルの民放をみても、過去の焼き直しが多いように感じる。

それが良いとか悪いとか論じるつもりはないけれども、ある種の人たちにとっては、関西は戦う場所ではなくて、節目に戻って癒しを得る場所なのだろうな、と思わざるを得ない。いつか、関西に新しい風を吹き込みに戻りたい、と思う気持ちもあるけれども。