試乗【ノート】本編①

昨日の続き、試乗本編へ。まずは機能面から。

土曜は246から環七を通って杉並近辺の親子カフェに。都内となれば狭い道幅、特に環七の歩道寄り車線などは路側帯かと見紛うような狭さで怖くなるのだが、そこはコンパクトカーだけあってスイスイと進む。信号待ち後の発進もコンパクトカーらしからぬ力強さで、取り回しやすい。

目的地近辺のコインパーキングへ。都内のコインパーキングは限られたスペースで収益を上げるべく、えてして窮屈な配置になっているが、ノートはアラウンドビューモニターが付いている。ナビのディスプレイには、クルマを上空から見下ろした画面が映し出され、なおかつクルマの周りに移動物が近づくとアラームで危険を知らせてくれる。何度か車庫入れしているうちに、すっかりこの機能に頼りきりになってしまった。他にも、走行中に前方の車両や歩行者を検知し、危険な際には自動的にはブレーキがかかるエマージェンシーブレーキや、車線逸脱時にブザーが鳴るシステムなど、ブレーキの日産と言うべき機能の充実ぶりだ。事実、安全装備で日産を選ぶ人が最近は多いらしい。

翌日曜は港北ニュータウンでの買い物など。一日雨ということもあって、どのモールもスーパーもかなりの混雑。立体駐車場も数珠つなぎのありさまだったが、坂道発進なども全く問題なし。濡れた路面のUターンも安定性があった。コンパクトカーは価格面での競争も激しいが、安易にコストダウンには走らない日産の姿勢はよく分かった。

残りの面はまた明日。