きょうから冬休み。そして初日は仕事の知り合いの方の紹介で、とある地方の名刹へ。住職の方に直々に案内してもらうという得難い体験であった。
柔らかい冬晴れの日差しのもと、広い境内を案内してもらう。寺社は本来ならば年が明けてから出向くものだが、もう冬至も過ぎているので、実質的には初詣のようなものだとも思う。適度に冷えていて清々しい。
地元のお殿様の代々の菩提寺になっていて、数百年経ってもそれぞれのお墓が保存状態も良く残っている。お殿様のそれだけではなく、家臣のそれも残っている。彼らが生きていた江戸の時代を想像する。いまは事前にWebでいろいろと予備知識を仕込むことができるので便利だ。
息子の名前は実はとある宗派の古刹にある言葉から取っているのだが、このお寺も同じ宗派にある。ちょっとした偶然の一致である。息子も境内をぴょんぴょんと探検したり、鐘や木魚を撞いたり、出されたお菓子をもりもり食べたり、彼は彼なりに満喫したようだ。というわけで長期休みのスタート。