軋み。

昨日と少しかぶる話。

僕自身が就職氷河期世代なのか、と言われると、違うのだろう。1-2学年上の代は間違いなく氷河期であったし、僕の時代もまだ厳しいものではあったのだが、今から振り返っても最悪期は脱していたように思う。メンタリティとしても、彼ら彼女らとは少し差があると自覚している。

そんな僕らの少し上の世代、まぎれもなく氷河期世代やロスジェネ世代と呼ばれる彼ら彼女らがそろそろマネジメントの立場に就きつつある。バブル世代はさすがに第一線から離れはじめてきた。下をみればミニバブル世代なのだが、彼らは就職環境が良好だった割にはしっかりとしているように感じる。まあ、社会人10年選手になればそりゃそうか、というところではあるが。

そしてその氷河期世代のマネジメントだが、僕にはその大多数がマネジメントとしては失敗してしまいそうな気がしてならない。彼ら彼女らは自分たちが苦しい環境のなかで育ってきたがゆえに、それを所与のものとしてマネジメントをしてしまいがちになるのだ。それはさすがにいまの時代にはそぐわなくなってきている。おそらくはそこかしこでマネジメントの軋みが生じるように思う。

なんとも言えないが、氷河期世代はとことん割りを食うなあ、、という感想しかない。