欲求も変わる。

週末の西日本の水害、ようやく水が引いて復旧の動きが出てきた。そして民間企業による支援も既に始まっている。動き出しが早い。

こじつけかもしれないが、少し先の未来は、こういった災害や社会問題に対して、どう課題解決していくかが、民間企業にとってもより重要なミッションになっていくし、社会のなかでどう貢献していくか?ということが、人々が活動していくパワーの根源にやってくるのだと思っている。ビルゲイツなどの大富豪が既に数十年前から取り組んできたようなことが、そろそろ日本国内で成功を収めた人々のなかでも真似されはじめて、ゆくゆくは市井の人々も多かれ少なかれその意識が芽生えてくるのではないだろうか。

いかにカネを稼いだか、ということの価値が相対的に薄れ、自分自身がいかにこの社会で役目を果たしたか、ということがより問われるようになっていく。災害などが起こるたびに、世の中の世代交代が進むたびにそのムーブメントはより強くなっていることを感じている。