熱意。

とある人との面談で出た言葉だ。

「ビジネスはどんどんデジタル化していく、お金の価値も人間の価値もどんどん小さくなっていく」補足しておくと、熱意のない人間の価値は小さくなっていくということである。

これまでは大きな資本を持っていることや、たくさんのスタッフを抱えていることが競争力の源泉であった。それが、時代は変わり、資金調達のハードルは下がり、外部の専門家と手を繋ぐことは容易になった。

残ったのは、熱意である。熱意があれば、自前でアセットを持たなくとも、アセットを持つ人を巻き込んでビジネスを拡げていくことができる。こればかりは、いくらテクノロジーが進化しても代替されることはない。

事業がうまくいくかどうかを判断するのも、熱意があるか、そしてそれを周りにうまく伝えて巻き込む力があるか、ここだけを見ていればかなりの部分が見極められる時代になったのだと思う。そして残念ながら大企業はもはや、熱意のある人物が泳いで渡るにはしんどい場所になってしまった(もちろん、インフラとしての機能は残るだろうが。。)。