めちゃイケの22年①。

録画していためちゃイケ最終回を見た。ここ数年は遠ざかっていたが、ぼくの1番好きなテレビ番組だった。それこそ中学生や高校生の頃はかじりつくように見ていたし、人生の羅針盤になったと言っても過言ではないと思う。

初期のいろんな映像はとても懐かしかった。みんな若くて、みずみずしい感性や無鉄砲さに溢れていて、新しい時代を作り出すんだ、という意気が伝わってきた。それだけに、中盤から終盤にかけての番組の変遷(このあたりをあまり掘り下げなかったのも、ひとつのメッセージだったのかもしれない)やメンバー各人におこったイベントなどを改めて振り返ると、複雑な思いが湧き上がってきた。22年も続いたことは凄い、でも、22年も続いたことが必ずしも良いことではなかったのだろうと思わざるにはいられなかった。長く続きすぎたけれども、終わるタイミングをいささか逸していたのだろう。そういう意味でも、今回こうしてしっかりと道すじをつけ、各人が納得の行く形でフィナーレを迎えることができたのは良かったと思う。(続く)