父親2年生。

息子はもうすぐ2歳。早いものだ、という言葉しか出てこない。

最近はイヤイヤ期の前兆だろうか、なにを言っても「やーだよ!」と返されるようになった。これは多分に保育園の園長先生の口ぐせが移ったのだと思う。素晴らしい保育園なのだけれど、この点だけが不満だ。

そして、無理になにかをさせようとするとてきめんに機嫌が悪くなる。力も強くなったので、力づくで抱き抱えることももう叶わない。着替えてほしい時、ごはんを食べてほしい時、お風呂に入ってほしい時、全て本人の気分をその気にさせなければ、動いてもらえなくなった。モノで釣る作戦も効き目がなくなってきた。

例えば着替えなら、いま着替えることの必要性をほぼ2歳児に論理立てて説明し納得してもらうのは、意外に頭をつかう。「いいからさっさと着替えろよ!」では済まない話なのだ。人になにかを説明して納得してもらう、ということを自分自身これまでの人生であまりやってこなかったなあ、ということを思い知らされる。

父親2年生ももうすぐ終わり。まだまだ勉強である。