脅迫観念

けしてキレイ好きとは言えないのだけど、僕には片付けをきちんと済ませたい欲求があるようだ。

寝るときにリビングの床にモノが散乱していると気になってしまう。絵本はケースに並べてしまっておきたい(さらに言えば、サイズごとに、背表紙を表にしまっておくと気持ちがスッキリする)。出張ごとに買い集めたゼンマイ式の新幹線のおもちゃ(3両セット全10種類)も、所定の場所であるミニジャングルジムの脇に揃えておきたい。新幹線が1両でも欠けていると、引き出しのなか、ソファの下など探さずにはいられない。全部揃っていない状態のまま眠るのは気持ちのおさまりがつかない。

かといって潔癖かと言うとそうでもない。自慢できることでもなんでもないが、地面に落ちたモノを食べることにも抵抗はないし、その他ここでは書けない不潔なことも厭わない。仕事を途中で翌日に持ち越すことも平気だ。この局地的なこだわりはいったいどういうことだろうか。精神分析されてみたい。