ショーンK的なるもの。

ショーンKこと川上伸一郎さんのことは、今回の騒動まで全然知らなかった。必要以上に叩かれているように思うし、本人もこれまでのお釣りが充分くるくらいに恥をかいてしまったのだから、ショーンKさんには同情の念を禁じえない。野次馬として気軽に言えば、せっかくなのだから芸人として復活すればいいんじゃないかと個人的には思ったりするが。

ショーンKさんを追及する気はないが、いわゆる「ショーンK的なもの」はまだまだ世の中に溢れている。そしてそのようなものが僕は大層嫌いだったりする。口当たりの良い言葉(カタカナ造語をふんだんに含む)を無自覚に振りかざし、本質的な部分をオブラートに包んだり、盛ったり、詐称したり。僕はこういうショーンK的な見せ方(ショーンKさんダシに使ってごめんなさいけしてあなたが嫌いなわけではないのです)をしていながら、中身がスッカスカだったり具体的な成果が伴わないものが大嫌いである。こういったショーンK的なるものにも、どんどんツッコミが入ればいいと思うし、僕自身も率先してツッコんでいきたい。でも、いまのショーンKさんはちょっとしおらしくて好きです笑。