昼ドラ?

たまたま平日昼に家にいることがあって、たまたま「名前をなくした女神」というドラマを見てのめり込んでしまった。DVDを借りて第1話から見直してしまった。ドラマに流れる空気がドロドロしすぎて目が離せない。

小学校のお受験を中心にしたママ友たち5人の絡み合いが描かれているのだが、このママ友の闘いを観ていると果てしなく辛くなる。嫉妬や夫との不仲、姑との関係に加えて、結果がはっきりと示される子どものお受験という要素が母親としての代理戦争の形をなし、人間のどす黒い部分をどんどん吐き出させるのだ。最初観た時はてっきり昼ドラかと思ったが、調べてみれば4年前の夜ドラでびっくり。

あくまでフィクションのドラマにマジレスしてしまうけど、観て思うのはやっぱり誰しも自分の人生を生きなきゃいかんよなぁということだ。自分の願望や感情を子どもに押し付ければ、それは子どものふるまいに歪みとして現れてしまう。子どもは大人よりもはるかにアンテナが敏感で、親の影響を受けてしまう。それに、他人の子育てと自分の子育てに違いがあるからといって、それを非難するのもお門違いだ。

ドラマの結末はまだ観れていないが、ひとまずはハッピーエンドになるようだ。まずは親が幸せでないと、子どもも幸せにはなれないのだと思う。