光合成。

3日ぶりにカラッと晴れた天気。この時期の朝の空気はすがすがしい。起きて空を見ると雲ひとつなかったので、思わず窓を開けて太陽の光を浴びた。仕事に向かう途中の道すがらも、目を開けて太陽を見つめながら自転車を走らせた。太陽を直視するなと言われたりもするが、太陽の中心に視点を定めれば意外にも網膜にダメージは伝わらないものだ。

植物は光合成によって栄養を造りだすが、同じことがほとんどの動物にはできない(一部の微生物にはできるようだが)。そもそも植物と動物では消費エネルギーが全く違うため、もし動物に光合成ができたとしても、それがどれほど必要なエネルギーの足しになるのか、という疑問もある。それでも、人間という動物も、太陽から生存に必要なエネルギーを造りだすことができるんじゃないかと、そう思わせるほどに今朝の太陽には元気があった。

調べてみると食物を摂らずに長期間生存したと言われるマネク氏というインドの人物も、毎日1時間ほど太陽に向かって口を開けていたらしい。あながちスピリチュアルなどで片付けられない次元の話なのではなかろうか。僕は食物を食べることに飽きや疲れを感じていないので実践する気はないが、信ずればなんとやら、なのかもしれない。