マレーシア①。

夏休みということで、実際に仕事も休んで家族旅行に行った。海外に行くのは5年ぶりだ。子づれでもあるので、昔行き慣れたマレーシアだったのだが、想像にたがわず経済成長が続いている。

クアラルンプールの中心部などはもう物価もたいして日本と変わらない。東京の物価も最近は徐々に上がってきているので、さすがにそれを上回るということもないが、日本の地方に比べればクアラルンプールの方が生活コストは高くなるだろう。再開発も進んでいて、昔はよくあったわい雑な雰囲気も漂う雑居ビルがどんどん取り壊され、新しく清潔なインテリジェントビルに変わっている。隙間を縫うように残るバラックなども少しすればほとんどなくなってしまうだろう。

一方で、マレーシアでも地方に行けば、昔と変わらず開発の行き届かない風景が続く。ガジェットなどは新しくなっても、のどかな暮らしはほとんど変わらない。どこの国でも、都会と地方は似たような対比になっていくのだろう。