仕事面でたまにアドバイスをいただく方とランチをした。そのなかで、ふと人生論の話になり、「40歳を過ぎると、切なさや寂しさなどの感情がどんどん薄れてくるようになるよ」という言葉をもらった。
20代の頃から一貫して僕は外から見れば淡々としているように見えても、内側ではいろんな感情を渦巻かせながら生きてきた。切なさや寂しさといった感情、思い入れも相応にこめて生きてきた。最近では、そうした感情を心を許せる人にはかなりさらけ出すようになってきた。どこまでいっても僕は感情を起点、発火点にして生きていくのだろうなと思っていた。
そんな僕も、あと数年もすれば感情が薄れてくるのかもしれない。もちろんこれは個人差のあることだろうし、むしろ立ち位置が変わってくれば、より感情面が強くなっていく可能性もあるのかもしれないが。
将来的になにか心のありようが変わる事象にぶちあたるのかもしれないが、いまは自分の心のありように正直に、そして外から心に飛び込んでくるメッセージを真摯に受け止めて、日々を生きたい。
