そろそろ新米の季節である。ちょくちょく田舎のほうにも足を運ぶが、稲穂はしっかりと頭を垂れている。ニュースではさかんにコメ不足と叫ばれたが、小売店には普通に新米が並びはじめたようだ。
中学生の頃くらいからおコメをたくさん食べる性で、30歳くらいになれば量も減るかとも思ったのだが、そんなこともなくついに40代も中盤に差し掛かろうとしている。いまでも定食などで大盛を頼むこともあるし、自宅でもおかずさえあればしっかりお代わりをしてしまう。
ドカドカ食うことで血糖値が上がる感覚がないわけでもないが、体質的にはそこまで影響がないのかもしれない。一時期は太って来た感もあったが、ここ1年くらいは増量ペースも落ち着いてきている。
おコメを食べずにおかずだけ食べるのは、酒の肴にする場合を除けばあまり気が進まない。おコメを挟むことでちょうどよいくらいに味が中和される。酒とコメはそういう意味では同じような役割を果たすのかもしれない。何歳になっても、お猪口の代わりにどんぶりメシを抱えているかもしれない。