お盆なのである。そして日付が変わっての本日は、終戦記念日である。毎年のことながら、79年前に起こったことを想起して、その時の市民の感情の動きに思いを馳せる。
なぜ、あのような戦争に官民あげて突っ込んでいったのかはわからないし、その揺り戻しとして戦後の日本ではいろんなムーヴメントが起こり、その名残がいまもそこかしこで見られる。それが良いことなのか、自分にはよくわからない。
今年もまた2つの原爆が落とされた日をすぎ、そしてこの日がやってきた。だんだんと記憶からは消え去りそうになり、そしてまた新しい戦争の惨禍がパレスチナやウクライナでは繰り広げられている。あと数年もすればまた新しい地域で戦闘がはじまっている可能性も高いし、この国がそれに巻き込まれる可能性も充分にある。
かの日、日本各地で行われたさまざまな動きに思いを馳せて、そしてこれからこの国でなにが起こっていくのかしっかりと見つめて、また80年目を歩き出す。